「災害対策」

NTT×KDDI

災害対策の相互協力に対する好意と高まる期待感災害対策の相互協力に対する好意と高まる期待感

2021.01.22 Fri.

2020年11月22日(日)、東京都北区の区立中央公園で「東京都・北区合同総合防災訓練」が行われ、NTT東日本、NTTドコモ、KDDIの3社が参加。災害時に役立つサービスの展示やデモ体験のほか、「つなぐ×かえるプロジェクト」の活動紹介などをしました。担当者の声とともに、当日の様子をお伝えします。

協定締結後初のイベント出展

協定締結後初のイベント出展。
共同での災害支援に対する好意的な反応

この防災訓練は東京都が毎年、都内自治体と合同で実施しているもので、関係省庁をはじめ、警察、消防、自衛隊といった防災関係機関、指定公共機関(※1)に指定される企業・団体、地元の防災組織や市民団体などが参加するイベント。通常の年であれば2〜3万人の来場者がありますが、今年はコロナ禍の影響により来場者を1,000名程度に制限して行われました。
※1:指定公共機関:災害対策基本法で内閣総理大臣の指定を受ける独立行政法人、日本銀行、日本赤十字社、日本放送協会その他の公共的機関及び電気、ガス、輸送、通信その他の公益的事業を営む法人のこと。「通常の防災イベントと比べると来場者数こそ多くありませんでしたが、中にはブースに訪れて熱心に耳を傾けてくださる方もいました。NTTとKDDIの社会貢献連携協定『つなぐ×かえるプロジェクト』が9月に締結されたばかりなので、プロジェクトの存在を知ってもらういい機会になったと思います」(担当者)

  • 共同配布物各社のサービスや取り組みを伝えるチラシ、被災時に役立つモバイルバッテリーがセットになった共同配布物
  • スタッフの説明に熱心に耳を傾ける来場者スタッフの説明に熱心に耳を傾ける来場者。
    3社のブース間には「つなぐ×かえるプロジェクト」のロールアップバナーを設置

ブースを訪れた方からはたくさんの好意的な反応、期待感も寄せられました。

「『普段はライバルのNTTとKDDIが共同で!?』という反応や、『一緒にやるのはいいことですね、がんばってください』といった反応が多かったですね。被災地支援は各社が単独でやるよりも共同でやったほうが効率的ですし、スムーズにいくはずですから。そこに対する期待感も感じました」(担当者)

また、現場レベルでは各社担当者の交流も生まれ、今後の連携強化につながる予感を感じました。

「ビジネスでは競争関係にありますので、会社の垣根を越えた連携を意識したことは正直ありませんでした。でも『つなぐ×かえるプロジェクト』をきっかけに災害時や緊急時、被災者が困っている場面では、日常の競争環境を超え、協調できるところは協調していきましょう、という話ができましたので、それぞれの意識も変わっていくと思います。新たに災害支援を考える際も『一緒に何ができるだろう』という発想で考えると、可能性も広がっていきそうです」(担当者)

3社の担当者が意見交換する場面「つなぐ×かえるプロジェクト」による合同出展をきっかけに、3社の担当者が意見交換する場面も

各社展示ブースでは災害時に
役立つサービスを紹介

ここからは、各社ブースの主な展示内容をご紹介します。災害時に活躍するサービスやアイテムは、一般の利用者様が平時に触れる機会のないものも多く、ブースを訪れた来場者は興味をもって説明を聞いていました。

NTT東日本のブースでは、停電時でも使用でき、緊急通報は無料でかけられる「公衆電話」や、加入電話や公衆電話から利用できる「災害用伝言ダイヤル(171)」の体験コーナーを用意。公衆電話の使い方を知らない子どもにとっては、プッシュダイヤルを押してかける電話は新鮮な体験となったようです。

  • NTT東日本ブースの様子NTT東日本ブースの様子
  • 公衆電話を体験する子どもの姿公衆電話を体験する子どもの姿も

NTTドコモのブースでは、スマートフォンからインターネット経由で安否情報を登録できる「伝言掲示板」や、大規模災害時に通信キャリアの垣根を越えて誰でも無料で使える無料公衆無線LAN「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」の移動型基地局、地上の基地局が被災した際でも利用できる「衛星電話」、避難所での携帯電話充電に活用する災害対応充電器(マルチチャージャー)」などの展示を行いました。

  • NTTドコモブースの様子NTTドコモブースの様子
  • 災害用伝言板携帯電話型のモニターで「災害用伝言板」を体験

KDDIのブースでは、無料公衆無線LAN「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が使える移動型基地局「Wi-Fiボックス」や、さまざまな携帯電話の充電端子に対応した「充電ボックス」をはじめ、「衛星電話」、防衛省や自衛隊、地方自治体になどの機関に貸し出す防じん・防水性の極めて高い「災害時貸出用携帯電話」、災害用伝言板などの機能を集約した「au災害対策アプリ」の紹介ボードを展示。さらにモニターでは「つなぐ×かえるプロジェクト」の紹介動画やKDDI独自の公開訓練の動画を放映。一般市民の被災者だけでなく「官」の支援をしていることに驚かれた来場者もいました。

  • KDDIブースの様子KDDIブースの様子
  • 展示サービスの説明風景展示サービスの説明風景

また、メイン会場であった北区立中央公園に隣接する陸上自衛隊十条駐屯地では、各機関の特殊車両を展示。NTTドコモとKDDIは車載型移動基地局の車両と解説パネルを展示し、来場者への説明を行いました。

  • NTTドコモの車載型移動基地局車両NTTドコモの車載型移動基地局車両
  • KDDIの車載型移動基地局車両KDDIの車載型移動基地局車両
  • 車載型移動基地局車両の解説パネル(KDDI)車載型移動基地局車両の解説パネル(KDDI)
  • 車両の説明をするスタッフ車両の説明をするスタッフ

近年は大きな地震だけでなく、台風や大雨など全国各地で大規模な自然災害が毎年のように発生しています。また、コロナ禍で災害復旧や避難所の在り方もこれまでとは違うものになっていくはずです。いつどんな災害が発生してもすぐに復旧に向かえるよう、そしてより多くの被災者が安心を取り戻せるよう、NTTとKDDIは連携を強めていきます。